めっちゃテキトーな訳ですが
僕達が何に興奮しているか、
雰囲気がわかれば嬉しいです。
元記事は、
http://www.bbc.co.uk/news/science-environment-16074411---------------------------------
Cern(セルン、サーン)の科学者は、ヒッグス粒子をみつけた?
By Susan Watts Newsnight Science editor, BBC News
Cernの素粒子物理研究室に所属する
ある物理学者は、BBCに対し、
来週、ヒッグス粒子の ”最初の一瞥”
を見るだろうと話してくれた。
この謎に満ちた素粒子の研究が
大詰めを迎えることになる。
もし発見が本当であれば、
フランスとスイスの境界にある
有名な巨大ハドロン加速器、LHC
(Large Hadron Collider)
のチームの画期的な発見になり、
また、ヒッグス粒子を捕まえるという
建設の目的が達成されたことになる。
その加速器は、陽子と陽子を正面衝突させ、
それによって生まれるヒッグス粒子そのもの、
もしくは破片の信号を見る。
ヒッグス粒子は、”なぜ粒子が質量を持つか”
を説明してくれるが、そのヒッグス粒子自身は、
発見が難しい事で有名だ。
いずれも謎だが、10月に発表があった超高速ニュートリノ
とは別に、ヒッグス粒子を調べる事自体が現代物理において最も
熱い話題になっている。
'興奮が増大している!'
来週の火曜日、2つの独立したチームがLHCの最新データから
その成果を明らかにしてくれる。
あるチームのスポークスマン
によると、この1年だけで
350兆回の衝突を調べられ、
この350兆回の衝突で10個かそこらの
ヒッグス粒子と思われるシグナルが
見つかったらしい。
2つの科学者のチームは、
独立して研究を行い、
それぞれがATLAS、CMSと呼ばれる
異なる技術に基づいた検出器を用いている。
このようにしてお互いに結果を検討しあい、
どの程度、重要な測定結果が近いかで、
彼らはその主張することができる。
彼らは、秘密主義を公言しているが、
様々なブログやCernの食堂で
ヒッグス粒子の発見の可能性について、
またどのくらいの質量になるかを
語り合っている。
2つのチームは、ヒッグス粒子が
どのエネルギー領域にいるか?
に焦点を当ててきた。
彼らは、120〜125GeV(GigaElectronVolts;ギガ電子ボルト)の
エネルギー領域にいると踏んでいる。
ここで1GeVとは、陽子の質量1つ分である。
Cernの先代の理論物理学のトップだった
ジョン・エリス教授がNewsnight'sサイエンス編集者の
スーザン・ワッツにCernで次の火曜日に行われる
期待が高まっているサイエンスミーティングについて話してくれた。
「今、標準理論、と我々が呼んでいる、
素粒子物理学のすべてを記述する何かを手にしている。
それは、中央のピースが欠けた
超巨大なジグソーパズルのような物だ。
そのピースを30年以上も探してきた。
そして今、LHCのソファーの後ろに隠れた
そのピースをついに見つけたかもしれない。」
来週の発表では、
公式に"発見"と言われる5シグマのイベントがあったとは
発表しないだろうと思われている。
これは、実験データの数が足りず、そこまで強い主張ができないためで、
データが溜まるのは、来年の夏頃になるかもしれない。
ジャーナリストは、来週の発表後に出る’まとめ’を待てと言われているが、
スーザン・ワッツに話してくれた科学者は、Cernのコーヒーショップで
話している時、そのニヤケが収まらなかった。
当然のことながら
Cernの研究の責任者セリゴ・ブルートルッチは、
ジョン・エリスよりも注意深い。
彼は、何か不思議な様子で次のように語ってくれた。
「まだ、(何かを言うには)早すぎる…
俺が思うに、存在しないという事に
無矛盾な結果を得ただけじゃないかな。」
彼は来週の発表では、公式な”存在”は発表され無いのではないか、
と予想しているが、科学者には「とても面白い」と言っている。
「発見へどんどん近づいてる、という以外
何もないと思う。」
ベレルトルッチさんは、Newsnightに対し次の様に語ってくれた。
「ヒッグス粒子を捕まえるということは、
古代の釣りにそっくりだ…現代的な道具を用いる代わりに、
池から水を引っこ抜くといった感じだが…つまらない様に思えるが、
色々考えてみてもこれしか方法が無いんだ。
池から水を全部引っこ抜いた時、
一番小さな魚が見つかるんだ。」